ドリッパーの縁にお湯をかけないのはなぜ?|浅煎りでは、あえてかけることもあります
「なぜドリッパーの縁にお湯をかけないの?」というご質問をいただきました。
かけたらダメ、というわけではなくて、理由は「もこもこを保つため」と「薄くならないため」です。
結論|最初は真ん中、後半は崩れてもOK
蒸らし〜2回目くらいまでは、縁にかけずに真ん中を中心に注ぎます。後半にもこもこが保てなくなったら、崩れても問題ありません。
浅煎りや膨らまない豆は、あえて縁にもかけて、くっついた細かい粉を落としてあげることもあります。
縁にかけない理由
うちでは、もこもこを維持したいので、縁にはあまりかけないことが多いです。
最初から縁にかけてしまうと、縁からお湯が伝って下に流れてしまうので、ちょっと薄いコーヒーになりやすいです。
なので、蒸らしの時はもちろん、2回目くらいまでは、なるべく縁にかけずに、真ん中を中心にお湯をゆっくりかけていただくといいかなと思います。
3回目、4回目になってくると、もこもこをずっと維持するのは難しくなってきます。そういう時は崩れても、特に問題はないかなと思います。
実際に縁まで注いでみた時の味の違いは フィルターの縁までお湯を注ぐとどうなる? で試しています。
浅煎り・膨らまない豆は、あえて縁にも
もともと膨らまない、ガスが抜けているコーヒーや、浅煎りのコーヒーは、僕も最近試しながらやっているんですけど、あえて縁の方にも大きく円を描くように注いだりしています。
浅煎りだと、細かい粉が上に上がってきたり、縁にしっかりくっついたりするんですね。
あえて縁に注いであげることで、それもいい具合に攪拌できます。
浅煎りと深煎りでの注ぎ方の違いは コーヒーのドームを崩すな、は本当? でもまとめています。
後半の「目詰まり」と細かい粉
後半になればなるほど、目詰まりしやすくなります。最初はサーッと落ちていくんですけど。
どれだけ均一に挽けるミルでも、本当に細かい粉と、ちょっと粗い粉がどうしても混ざってしまいます。
この細かい粉がフィルターにくっついちゃうんですね。注ぎ終わったフィルターを見てもらうと、縁の方に結構ついています。
それをあえて剥がしてあげるイメージで縁にかけると、お湯の抜けがよくなります。
お湯抜けがよくなると、よりすっきりした、濃度がちょっと低めのコーヒーになります。
縁にかけると、すっきり寄りになります。濃さがほしい時は、真ん中中心のままがいいと思います。
深煎りは、あまり気にならない
深煎りは、僕はそんなに気になりません。
深煎りを飲みたい方は、どちらかというと濃さを求める方が多いと思いますし。
それと、深煎りはなぜか、縁にまとわりつく細かい粉があまりつかない気がしています。油分のせいなのか…正直、理由はまだ分かっていません。
浅煎りは豆が硬いので、挽いた時の細かい粉と粗い粉のばらつき(粒度分布)が大きくなるのかな、とも思っているんですけど、ここは詳しく調べてみます。
一般的には「浅煎りは目詰まりして、後半のお湯抜けが悪くなる」とよく言われています。
まとめ
- 縁にお湯をかけたらダメ、ではない
- 蒸らし〜2回目くらいまでは真ん中中心で(薄くならないように)
- 後半にもこもこが崩れても問題なし
- 浅煎り・膨らまない豆は、あえて縁にも注いで細かい粉を落とす
- 深煎りは真ん中中心のままでOK
FAQ
縁にお湯がかかってしまったら失敗ですか?
後半、もこもこが崩れてしまいます。
浅煎りで、後半お湯が落ちにくくなります。
深煎りでも縁に注いだ方がいいですか?
豆や飲みたい味に合わせて、注ぐ場所を少し変えてみてもらえたらと思います。
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