陶器のドリッパーは温めてから|プラスチックと違って気をつけたい1つのこと

陶器製ドリッパーにお湯を通して温めている様子

今日は陶器製のドリッパーを使うときの注意点を、ひとつだけお話しします。

割れにくいプラスチックを使われる方も多いですが、陶器はデザインや色を選べるので、置いてあるだけでちょっとテンションが上がりますよね。

そのぶん、プラスチックでは気にしなくていいことが、陶器だと1つだけあります

結論|陶器のドリッパーは、温めてから淹れ始める

先に結論

陶器のドリッパーは、お湯で温めてから淹れ始めてください。

気をつけるのは、本当にこの1点だけです。


なぜ温めるのか

温めずに淹れ始めると、注いだお湯の熱がドリッパーに奪われて、抽出中の温度が下がってしまいます。

温度が変われば、当然味も変わってきます。

先にお湯をかけて温めておけば、そこでの温度変化はほぼ気にしなくてよくなります。


温め方のコツ

やり方は2つあります。

  • フィルターをセットしてから、上からお湯を回しかける(いわゆるリンス・湯通し)
  • セットする前に、ドリッパー自体にお湯をかけて温める

どちらでも大丈夫です。

さっとかけただけでは足りません

ここが大事なところで、さっとお湯をかけただけだと、温まっているのは表面だけのことが多いです。

陶器は厚みがあるので、外側と内側で温まり方に差が出ます。

なので、少し時間をかけて、回しかけながら温めてもらえるといいかなと思います。

とくに冬は冷たくなっているので、念入りにやってあげてください。


温めたあとのお湯は捨てるか、温め直す

下に落ちたお湯は、ドリッパーを温めたぶん冷めています。

そのまま使うと温度が下がってしまうので、捨てるか、温め直してから使ってください。


それ以外は、プラスチックと同じで大丈夫です

リブ(内側の溝)の形など、細かい違いはもちろんあります。

ただ、同じような形状であれば、抽出の傾向自体は基本的に同じだと思ってもらって大丈夫です。

温度の一点だけ気をつけてもらえれば、あとはいつもどおりで問題ないです。

淹れ方の基本については「コーヒー屋が押さえる5つのポイント|引き算で家ドリップを楽しむ」にまとめてあるので、そちらも参考にしてみてください。


まとめ

  • 陶器のドリッパーは、温めてから淹れ始める
  • 温めないと、熱を奪われて抽出中の温度が下がる
  • さっとかけるだけでは表面しか温まらない。回しかけながら少し時間をかける
  • 冬は念入りに
  • 下に落ちたお湯は捨てるか、温め直す
  • 温度以外は、プラスチックと同じ感覚で大丈夫

FAQ

Q. プラスチックのドリッパーも温めた方がいいですか?
プラスチックは熱を奪いにくいので、そこまで気にしなくて大丈夫です。陶器や金属など、厚みや熱の伝わり方が違うものほど効いてきます。
Q. どれくらい温めればいいですか?
秒数で決めているわけではないですが、さっとかけて終わりではなく、回しかけながら全体に行き渡らせるくらいは時間をかけてください。
Q. フィルターは先にセットしますか?
どちらでも大丈夫です。セットしてから湯通しすると、紙の匂いを流す効果も一緒に得られます。
Q. 温めたお湯はサーバーに残したままでもいいですか?
冷めているので、捨てるか温め直してから使うのがおすすめです。そのままだと出来上がりの温度が下がります。

陶器のドリッパーは見た目も気分も良いので、せっかくなら味の面でも活かしたいところです。

温めるだけで変わるので、気にしてみてください。

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