コーヒー豆のこと
なぜ今コーヒーが値上がりしているのか
いま世界のコーヒー産地で何が起きているのか コーヒーの味や香りは「産地での気候」に強く左右されます。 近年は主要産地が同時にトラブルを抱え、異常気象や物流遅延、その他様々な要因が重なって生豆価格が跳ね上がっています。 まずは産地の現状から見てみましょう。 1. ブラジル ― 70 年ぶりの深刻な干ばつ 世界シェア約 35 %。2024〜25 年の雨量は平年比 ▲30〜40 %で、樹勢が弱り 2025/26 作柄は前期比 ▲6 %見込み。 中小農家は灌漑設備がなく収量が半減する例も。結果、NY アラビカ相場は 50 年ぶり高値へ。 2. ベトナム ― ロブスタ王国を襲う“水不足” インスタント需要を支えるロブスタ世界最大産地だが、中部高原で深刻な水不足。2024/25 収穫は ▲20 %とも。 「ロブスタ不足」を補うためアラビカ需要が増え、両者の価格が連鎖高。 3. コロンビア ―...
なぜ今コーヒーが値上がりしているのか
いま世界のコーヒー産地で何が起きているのか コーヒーの味や香りは「産地での気候」に強く左右されます。 近年は主要産地が同時にトラブルを抱え、異常気象や物流遅延、その他様々な要因が重なって生豆価格が跳ね上がっています。 まずは産地の現状から見てみましょう。 1. ブラジル ― 70 年ぶりの深刻な干ばつ 世界シェア約 35 %。2024〜25 年の雨量は平年比 ▲30〜40 %で、樹勢が弱り 2025/26 作柄は前期比 ▲6 %見込み。 中小農家は灌漑設備がなく収量が半減する例も。結果、NY アラビカ相場は 50 年ぶり高値へ。 2. ベトナム ― ロブスタ王国を襲う“水不足” インスタント需要を支えるロブスタ世界最大産地だが、中部高原で深刻な水不足。2024/25 収穫は ▲20 %とも。 「ロブスタ不足」を補うためアラビカ需要が増え、両者の価格が連鎖高。 3. コロンビア ―...

帰ってきたインド ポアブス農園 セブンスヘブン
焙煎幸房“そら”のコーヒーの中でも特に人気のインド。 その先駆けとなったのがこの、インド セブンスヘブン。 インドのスペシャルティコーヒー自体が希少。且つナチュラル精製で独特な香りや味がとても人気でした。 しかし、トラブルに見舞われ継続が出来ないことに。。。 実は2024年にナチュラル精製ではなく、ウォッシュド精製で入荷されていました。 入荷時はクメールゴデ農園を見つけ、そちらも人気でセブンスヘブンとの価格差、来年以降も継続できるか不安な面もあったっことから一時見送り。 2025年も継続予定のようなので、再度切り替えました。 セブンスヘブンはDemeter認証を取得しています。 Demeter認証とは? Demeter(デメター)認証は、バイオダイナミック農法(ビオディナミ)に基づく最も厳格な有機認証制度のひとつで、世界中で通用する国際的な認証です。1924年にルドルフ・シュタイナーの思想を基に生まれた農法に基づいており、1932年にドイツで始まりました。 有機JASも取得していますが、上記のDemeter認証のほうが厳しい基準で審査されるようです。要は有機JASの上位互換。 インドコーヒー「7粒の伝説」 17世紀半ば、イスラム教のスーフィー聖者であるババ・ブダンが、聖地メッカ巡礼のためにイエメンを訪れた際、コーヒーに出会いその魅力に感動しました。当時、アラビア半島ではコーヒーの未加工豆(生豆)の国外持ち出しは厳禁とされており、焙煎済みの豆しか持ち出せませんでした。これは、アラビアのコーヒー独占を守るためです。 しかしババ・ブダンは、こっそりと7粒のコーヒーの生豆を腰布に縫い込んで持ち帰ったと言われています。 ババ・ブダンは帰国後、南インドのカルナータカ州チクマガルール地方のババブダン山にその7粒の豆を植え、インドにおけるコーヒー栽培の起源を築いたと伝えられています。 この行為により、インドはアラビア半島以外で最初にコーヒー栽培を始めた国のひとつとなりました。 それではセブンスヘブンのストーリーをご覧ください。 AGE of NOVO STORY インド セブンスヘブンの生産者情報 テロワールという言葉がある。 フランス語で土地を意味するTerreから派生した、その土地の地理や地勢、気候による特徴を指すフランス語。つまり数多の農産物は、たとえ同じ品種でも土地が変われば、土壌に気候、地形や農業技術が変わるので、テロワール、味わいや香りも変わる、ワイン用語としてよく使われるが、もちろんコーヒー豆にもあてはまる。 フランス語でいえば大抵サマになる。及川光博のような微笑で「産地はコロンビアのナリーニョか、テロワールが独特だよね」なんて言えば、モテるかもしれない。友達は減るだろう。...
帰ってきたインド ポアブス農園 セブンスヘブン
焙煎幸房“そら”のコーヒーの中でも特に人気のインド。 その先駆けとなったのがこの、インド セブンスヘブン。 インドのスペシャルティコーヒー自体が希少。且つナチュラル精製で独特な香りや味がとても人気でした。 しかし、トラブルに見舞われ継続が出来ないことに。。。 実は2024年にナチュラル精製ではなく、ウォッシュド精製で入荷されていました。 入荷時はクメールゴデ農園を見つけ、そちらも人気でセブンスヘブンとの価格差、来年以降も継続できるか不安な面もあったっことから一時見送り。 2025年も継続予定のようなので、再度切り替えました。 セブンスヘブンはDemeter認証を取得しています。 Demeter認証とは? Demeter(デメター)認証は、バイオダイナミック農法(ビオディナミ)に基づく最も厳格な有機認証制度のひとつで、世界中で通用する国際的な認証です。1924年にルドルフ・シュタイナーの思想を基に生まれた農法に基づいており、1932年にドイツで始まりました。 有機JASも取得していますが、上記のDemeter認証のほうが厳しい基準で審査されるようです。要は有機JASの上位互換。 インドコーヒー「7粒の伝説」 17世紀半ば、イスラム教のスーフィー聖者であるババ・ブダンが、聖地メッカ巡礼のためにイエメンを訪れた際、コーヒーに出会いその魅力に感動しました。当時、アラビア半島ではコーヒーの未加工豆(生豆)の国外持ち出しは厳禁とされており、焙煎済みの豆しか持ち出せませんでした。これは、アラビアのコーヒー独占を守るためです。 しかしババ・ブダンは、こっそりと7粒のコーヒーの生豆を腰布に縫い込んで持ち帰ったと言われています。 ババ・ブダンは帰国後、南インドのカルナータカ州チクマガルール地方のババブダン山にその7粒の豆を植え、インドにおけるコーヒー栽培の起源を築いたと伝えられています。 この行為により、インドはアラビア半島以外で最初にコーヒー栽培を始めた国のひとつとなりました。 それではセブンスヘブンのストーリーをご覧ください。 AGE of NOVO STORY インド セブンスヘブンの生産者情報 テロワールという言葉がある。 フランス語で土地を意味するTerreから派生した、その土地の地理や地勢、気候による特徴を指すフランス語。つまり数多の農産物は、たとえ同じ品種でも土地が変われば、土壌に気候、地形や農業技術が変わるので、テロワール、味わいや香りも変わる、ワイン用語としてよく使われるが、もちろんコーヒー豆にもあてはまる。 フランス語でいえば大抵サマになる。及川光博のような微笑で「産地はコロンビアのナリーニョか、テロワールが独特だよね」なんて言えば、モテるかもしれない。友達は減るだろう。...

AGE of NOVO グアテマラ パンポヒラ農園 ビバラビダ
AGE of NOVO STORY グアテマラ パンポヒラ農園 ビバラビダ 生産者情報 当たり前のコーヒーが、ちゃんと美味しい。 そんなキャッチコピーを、どこかの珈琲店で見た気がする。今にして思えば、素晴らしいキャッチコピーだ。 2020年コロナ禍。当たり前の暮らしが崩れおちて、新しい当たり前、ニューノーマルがやってきた。 今は2021年、7月半ば。 本来なら、夏休みの予定を立てているところだろうが、今は何もない。少し前はフランスに行ったり、スイスにいったり。今にして思えば、当たり前は、最高のシーズンであったかもしれない。 時を戻そう。 2019年、弊社ダイイチデンシの長いパートナー、日本珈琲貿易のヒロハタ氏と打ち合わせ。日本珈琲貿易、まさに社名の通り、珈琲生豆の問屋さんでは日本でベスト3に入る会社。 話題は、そこそこ長く弊社が取り扱いさせていただいている珈琲銘柄について。 「めちゃくちゃ美味しいんですけど、ちょっとパンチ、奇抜さがないんですよねぇ。ちょっと当たり前すぎるというか」と私。 「そうですか、奇抜な感じ、なるほどなるほど。」とヒロハタ氏はメモを取る。 めちゃくちゃ美味しかったらいいやんけ、という顔はされなかった。いつも真摯に意見を聞いていただける。 こうして顧客の意見を聞いて、シッパーや農園主にフィードバックされるのが日本珈琲貿易の生豆のクオリティが安定している要因のひとつ。「いくら美味しくても、一年だけではあまり意味がない。」とは先方の武田社長もよく言われる言葉。産地にもよく赴かれて、農園主と直接、今後の品質向上に向けて話をされることもある。 その話題の農園は、グアテマラのソロラ県、アティトゥランという名産地にあるパンポヒラという農園。 弊社でもずっとラインナップにある豆で、ファンもおられながらも、めちゃくちゃ美味しい割に、実はそれほどには売れていない。 弊社で70種類ぐらい扱っている珈琲生豆の中では、中位ぐらいか。 しかしグアテマラといえば、中米、いや世界的にもトップクラスの産地。その華やかな香りは日本人でもファンが多く、ブラジルのコクと甘み、コロンビアの酸味、そこにグアテマラの香りを足した3種ブレンドは王道のひとつ。 ヒロハタ氏「価格もグアテマラのスペシャルティの割には、かなりお得と思います。」 確かに。弊社のもうひとつあるグアテマラ、アンティグアの農園ものより、随分安い。スペシャルティのシングルオリジンで、安い、うまい。あとは何が必要なのだろうか? 私「んんー、やっぱり名前が悪いんちゃいます?」 ヒロハタ氏「はい、名前ですか?」 私「パンポヒラって、ちょっと間抜けちゃいますかね?特にこのパンポって響き、パンポにヒラって…どう思います?」 もはや悪質なクレーマーと化しつつある私を軽くいなしながらヒロハタ氏は、そんなパンポヒラ農園についての詳細情報をクールに取り出した。...
AGE of NOVO グアテマラ パンポヒラ農園 ビバラビダ
AGE of NOVO STORY グアテマラ パンポヒラ農園 ビバラビダ 生産者情報 当たり前のコーヒーが、ちゃんと美味しい。 そんなキャッチコピーを、どこかの珈琲店で見た気がする。今にして思えば、素晴らしいキャッチコピーだ。 2020年コロナ禍。当たり前の暮らしが崩れおちて、新しい当たり前、ニューノーマルがやってきた。 今は2021年、7月半ば。 本来なら、夏休みの予定を立てているところだろうが、今は何もない。少し前はフランスに行ったり、スイスにいったり。今にして思えば、当たり前は、最高のシーズンであったかもしれない。 時を戻そう。 2019年、弊社ダイイチデンシの長いパートナー、日本珈琲貿易のヒロハタ氏と打ち合わせ。日本珈琲貿易、まさに社名の通り、珈琲生豆の問屋さんでは日本でベスト3に入る会社。 話題は、そこそこ長く弊社が取り扱いさせていただいている珈琲銘柄について。 「めちゃくちゃ美味しいんですけど、ちょっとパンチ、奇抜さがないんですよねぇ。ちょっと当たり前すぎるというか」と私。 「そうですか、奇抜な感じ、なるほどなるほど。」とヒロハタ氏はメモを取る。 めちゃくちゃ美味しかったらいいやんけ、という顔はされなかった。いつも真摯に意見を聞いていただける。 こうして顧客の意見を聞いて、シッパーや農園主にフィードバックされるのが日本珈琲貿易の生豆のクオリティが安定している要因のひとつ。「いくら美味しくても、一年だけではあまり意味がない。」とは先方の武田社長もよく言われる言葉。産地にもよく赴かれて、農園主と直接、今後の品質向上に向けて話をされることもある。 その話題の農園は、グアテマラのソロラ県、アティトゥランという名産地にあるパンポヒラという農園。 弊社でもずっとラインナップにある豆で、ファンもおられながらも、めちゃくちゃ美味しい割に、実はそれほどには売れていない。 弊社で70種類ぐらい扱っている珈琲生豆の中では、中位ぐらいか。 しかしグアテマラといえば、中米、いや世界的にもトップクラスの産地。その華やかな香りは日本人でもファンが多く、ブラジルのコクと甘み、コロンビアの酸味、そこにグアテマラの香りを足した3種ブレンドは王道のひとつ。 ヒロハタ氏「価格もグアテマラのスペシャルティの割には、かなりお得と思います。」 確かに。弊社のもうひとつあるグアテマラ、アンティグアの農園ものより、随分安い。スペシャルティのシングルオリジンで、安い、うまい。あとは何が必要なのだろうか? 私「んんー、やっぱり名前が悪いんちゃいます?」 ヒロハタ氏「はい、名前ですか?」 私「パンポヒラって、ちょっと間抜けちゃいますかね?特にこのパンポって響き、パンポにヒラって…どう思います?」 もはや悪質なクレーマーと化しつつある私を軽くいなしながらヒロハタ氏は、そんなパンポヒラ農園についての詳細情報をクールに取り出した。...

ルワンダ新豆入荷しました!
ルワンダ新豆入荷しました! カンズウォッシングステーションの浅煎りです。 ちなみにですが、CWSとつくのですが、ご存知ですか?CWSとは、コーヒーウォッシングステーションの略です。WSでウォッシングステーションの場合もあります。ルワンダでは国家戦略としてスペシャルティコーヒーの生産に力をいれています。いろんな歴史があるので詳しくは下記のブログが良かったので興味がある方は読んでみてください。https://x.gd/8lFv2ルワンダとは真逆でコスタリカはマクロミル革命なんて言われています。マイクロミルとは、農家が精製工程を管理することで、品質向上と高付加価値化を実現し、従来の大量生産・低品質なコーヒー産業からの脱却と、農家への利益還元を実現しました。コスタリカ ハーモニーミル バランス農園はまさにこれに該当します。 話をルワンダに戻します。ルワンダで生産される品種は主にブルボン種です。ブルボン種以外見たことがないので見つけたら教えていただきたいです(笑)ブルボン種しかないのに味わいは地域や精製方法によって全然違います。品種の違いよりも地域や精製方法の違いのほうが味に影響があると思います。地域や精製方法にも注目すると面白いですよ。せっかくのスペシャルティコーヒーですからね!千の丘の国と呼ばれる肥沃な丘陵地で栽培されるルワンダのコーヒー。スペシャルティーコーヒー市場で、ゆるぎない定評を受けています。良いコーヒーには良い土が必要です。牛糞などの有機肥料が中心に土を作ります。そんなルワンダの唯一の欠点がポテト臭。その原因と疑われるアンテスティア虫は有機ピレスリンを農薬として使用し駆除されるそうです。 以前、オーガニックコーヒーについてのブログを書きましたが、このように情報が分かるのは安心ですね。 コーヒーは食品で世界一農薬使用量の多い作物という嘘とホントこちらのブログもおすすめです!!
ルワンダ新豆入荷しました!
ルワンダ新豆入荷しました! カンズウォッシングステーションの浅煎りです。 ちなみにですが、CWSとつくのですが、ご存知ですか?CWSとは、コーヒーウォッシングステーションの略です。WSでウォッシングステーションの場合もあります。ルワンダでは国家戦略としてスペシャルティコーヒーの生産に力をいれています。いろんな歴史があるので詳しくは下記のブログが良かったので興味がある方は読んでみてください。https://x.gd/8lFv2ルワンダとは真逆でコスタリカはマクロミル革命なんて言われています。マイクロミルとは、農家が精製工程を管理することで、品質向上と高付加価値化を実現し、従来の大量生産・低品質なコーヒー産業からの脱却と、農家への利益還元を実現しました。コスタリカ ハーモニーミル バランス農園はまさにこれに該当します。 話をルワンダに戻します。ルワンダで生産される品種は主にブルボン種です。ブルボン種以外見たことがないので見つけたら教えていただきたいです(笑)ブルボン種しかないのに味わいは地域や精製方法によって全然違います。品種の違いよりも地域や精製方法の違いのほうが味に影響があると思います。地域や精製方法にも注目すると面白いですよ。せっかくのスペシャルティコーヒーですからね!千の丘の国と呼ばれる肥沃な丘陵地で栽培されるルワンダのコーヒー。スペシャルティーコーヒー市場で、ゆるぎない定評を受けています。良いコーヒーには良い土が必要です。牛糞などの有機肥料が中心に土を作ります。そんなルワンダの唯一の欠点がポテト臭。その原因と疑われるアンテスティア虫は有機ピレスリンを農薬として使用し駆除されるそうです。 以前、オーガニックコーヒーについてのブログを書きましたが、このように情報が分かるのは安心ですね。 コーヒーは食品で世界一農薬使用量の多い作物という嘘とホントこちらのブログもおすすめです!!

コロンビアの中でもとびっきりのコーヒーの名産地
コロンビアの中でもとびっきりのコーヒーの名産地 スターバックスとネスレがナリーニョのコーヒーを9割おさえて、残りの1割も奪い合い、、、 そんな噂もあるコロンビア ナリーニョ。 行ってはいけないとされている産地でもあります。 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) こんな警告がされるほど危険な場所で作られるコーヒーです。 ナリーニョのコーヒーは険しい山の斜面で育ち、すべて手作業で収穫から乾燥までの処理がなされ、最高品質のコーヒーを生み出す土地として知られています。通常は、ナリーニョのように標高が高いエリアではコーヒーの栽培は不可能とされており、これほどの高地でコーヒーが発芽するのはほとんど奇跡と言っても良いほどです。 しかし、ナリーニョでは最大標高2,300mの高地においても、谷底から立ち上がる暖かく湿った空気のおかげでコーヒーを育てることができます。 日中の日射が峡谷や深い谷の底に蓄積熱として溜まり、夜に上昇して山の高い部分の寒さを和らげるのです。低い気温の中で育つため、コーヒーの木は自ら糖分を溜め込み、結果としてまろやかな酸味と甘さを含むコーヒーの実ができます。 浅く焼いても深く焼いても美味しい。 有りそうでなかなか無い、どんな方でも楽しめるコーヒー。 それがこのジョーカー。 AGE of NOVO STORY 5年前、友人が兵庫県、芦屋近くの高級住宅地、苦楽園という場所に、コーヒーと珈琲豆専門店をOPENした。 オーナーとなる友人はショールームとして使わせてくれるということで、弊社も焙煎機「NOVO MARKⅡ」を出資し、OPENして3か月間ほど、要請を受けて土日などにヘルプにいったことがある。 オープンの2日程前。メーカーとして焙煎機のレクチャーだけするつもりだった私に、店頭で接客に立ち、オープニングスタッフの教育のために、来るお客様に、豆をおススメするやり方を教えてほしい、とオーナーは言う。 そんなことやったことないわ、と思いながらも、「任せてください」といつものように大見栄をきった。 オープン日は、真夏。 全く告知もしなかったのに、駅前の立地がよいせいか、知り合いだけでなく、新規のお客様も来た。いつの間にか用意されていた黒いエプロンを着させられた私も店頭に。 「いらっしゃいませ」 「あら、いっぱい豆があるんですね」...
コロンビアの中でもとびっきりのコーヒーの名産地
コロンビアの中でもとびっきりのコーヒーの名産地 スターバックスとネスレがナリーニョのコーヒーを9割おさえて、残りの1割も奪い合い、、、 そんな噂もあるコロンビア ナリーニョ。 行ってはいけないとされている産地でもあります。 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) こんな警告がされるほど危険な場所で作られるコーヒーです。 ナリーニョのコーヒーは険しい山の斜面で育ち、すべて手作業で収穫から乾燥までの処理がなされ、最高品質のコーヒーを生み出す土地として知られています。通常は、ナリーニョのように標高が高いエリアではコーヒーの栽培は不可能とされており、これほどの高地でコーヒーが発芽するのはほとんど奇跡と言っても良いほどです。 しかし、ナリーニョでは最大標高2,300mの高地においても、谷底から立ち上がる暖かく湿った空気のおかげでコーヒーを育てることができます。 日中の日射が峡谷や深い谷の底に蓄積熱として溜まり、夜に上昇して山の高い部分の寒さを和らげるのです。低い気温の中で育つため、コーヒーの木は自ら糖分を溜め込み、結果としてまろやかな酸味と甘さを含むコーヒーの実ができます。 浅く焼いても深く焼いても美味しい。 有りそうでなかなか無い、どんな方でも楽しめるコーヒー。 それがこのジョーカー。 AGE of NOVO STORY 5年前、友人が兵庫県、芦屋近くの高級住宅地、苦楽園という場所に、コーヒーと珈琲豆専門店をOPENした。 オーナーとなる友人はショールームとして使わせてくれるということで、弊社も焙煎機「NOVO MARKⅡ」を出資し、OPENして3か月間ほど、要請を受けて土日などにヘルプにいったことがある。 オープンの2日程前。メーカーとして焙煎機のレクチャーだけするつもりだった私に、店頭で接客に立ち、オープニングスタッフの教育のために、来るお客様に、豆をおススメするやり方を教えてほしい、とオーナーは言う。 そんなことやったことないわ、と思いながらも、「任せてください」といつものように大見栄をきった。 オープン日は、真夏。 全く告知もしなかったのに、駅前の立地がよいせいか、知り合いだけでなく、新規のお客様も来た。いつの間にか用意されていた黒いエプロンを着させられた私も店頭に。 「いらっしゃいませ」 「あら、いっぱい豆があるんですね」...

コーヒーは食品で世界一農薬使用量の多い作物という嘘とホント
コーヒーは食品で世界一農薬使用量の多い作物という嘘とホント コーヒーは食品で世界一農薬使用量の多い作物 コーヒー豆は農薬だらけ コーヒーは世界で最も農薬使用量の多い農作物 こんなこと聞いたことありませんか? コーヒーには農薬がたっぷり?なのか。 真相に迫ります。 コーヒーは本当に世界で最も農薬を使う作物なのか? どれだけ多くの人がこの話を聞いたことがあり、信じているのでしょうか? 日本人はこれを聞いたら信じちゃいそうですよね(笑) 結論 嘘であり本当の話 実はコーヒーは世界で最も農薬使用量の多い農作物というデータがなかなか出てこないんです(笑) ただ、実際に農薬が使用されているのは事実だそう。 世界一農薬が使われているかは微妙です。 コーヒーのグレードによってはかなりの量が使われているかもしれません。 缶コーヒーやインスタントコーヒーなどに使用されるローグレードのコーヒー豆がそれに当たるかもしれません。 では、なぜ「コーヒーは世界で最も農薬使用量の多い農作物」と言うようなことが言われているのか? コーヒー屋さんのマーケティングです。。。 不安を煽るとコーヒーが売れるんですねぇ(笑) 気になった人を「コーヒーの農薬はヤバいですよ!」と、不安にさせて、うちは無農薬のコーヒー豆売ってます!!となると買っちゃいますよね(笑) 実際にコーヒー豆は農薬だらけなのか? これはコーヒー豆によります。 ポジショントークになりますが、スペシャルティコーヒーとされているコーヒー豆は農薬だらけではないものが多いと思います。...
コーヒーは食品で世界一農薬使用量の多い作物という嘘とホント
コーヒーは食品で世界一農薬使用量の多い作物という嘘とホント コーヒーは食品で世界一農薬使用量の多い作物 コーヒー豆は農薬だらけ コーヒーは世界で最も農薬使用量の多い農作物 こんなこと聞いたことありませんか? コーヒーには農薬がたっぷり?なのか。 真相に迫ります。 コーヒーは本当に世界で最も農薬を使う作物なのか? どれだけ多くの人がこの話を聞いたことがあり、信じているのでしょうか? 日本人はこれを聞いたら信じちゃいそうですよね(笑) 結論 嘘であり本当の話 実はコーヒーは世界で最も農薬使用量の多い農作物というデータがなかなか出てこないんです(笑) ただ、実際に農薬が使用されているのは事実だそう。 世界一農薬が使われているかは微妙です。 コーヒーのグレードによってはかなりの量が使われているかもしれません。 缶コーヒーやインスタントコーヒーなどに使用されるローグレードのコーヒー豆がそれに当たるかもしれません。 では、なぜ「コーヒーは世界で最も農薬使用量の多い農作物」と言うようなことが言われているのか? コーヒー屋さんのマーケティングです。。。 不安を煽るとコーヒーが売れるんですねぇ(笑) 気になった人を「コーヒーの農薬はヤバいですよ!」と、不安にさせて、うちは無農薬のコーヒー豆売ってます!!となると買っちゃいますよね(笑) 実際にコーヒー豆は農薬だらけなのか? これはコーヒー豆によります。 ポジショントークになりますが、スペシャルティコーヒーとされているコーヒー豆は農薬だらけではないものが多いと思います。...