コーヒー豆がテカテカ・ベトベトするのはなぜ?
コーヒー豆がテカテカ・ベトベトするのはなぜ?
これはコーヒー豆に含まれる脂肪分によるものです。
つまり油です。
深煎りコーヒー豆によく見られます。
そらのコーヒー豆ですとパプアニューギニア バロイダ農園ナチュラルが一番油がにじみ出るかと思います。
脂肪分はもともと豆の内部に閉じ込められているんですが、深煎りだから多いということではありません。
浅煎りの豆でも同じ用に豆の内部に脂肪分が含まれています。
含まれる脂肪分は豆によって量が違うようで、焙煎によってコーヒー豆の脂質の含有量が増えるということではないようです。
飲んで大丈夫なのか?
結論、大丈夫です。
前述したように、コーヒー豆に含まれる脂肪分ですのでご安心してお飲みください。
注意点としては、油は酸化しやすい特性があるため冷凍庫で保存し酸化を防いでください。
また、冷凍すると固まります。
豆の油同士がくっつくので固まるんですが、これも大丈夫です。
ミルで粉にするときに豆が落ちにくくなりますが、竹串か何かで落としてあげてください。
冷凍しない場合も油でくっつくので同様です。
常温保存だと油がより出てくる
常温保存だと時間が経つにつれ内部に含まれている脂肪分が表面ににじみ出てきます。
そらでは焙煎した当日に発送しますが、お届けまでに最短でも1日はかかります。
焙煎後の豆はこんな感じ(パプアニューギニア)。
午前中に焙煎し冷却後の豆
焙煎日の夕方の豆
焙煎日の2日後の豆
焙煎日から3日たった豆
焙煎日から4日たった豆
時間が経つにつれ油が浮き出ているのが分かります。
お届けするときと同じ、チャック付きアルミ蒸着袋に入れて常温で保管し、写真を撮るときのみボウルに移し撮影。
その後すぐに袋に戻しています。
2日経つと表面はテカテカ、触ると少しベタつきます。
袋の内部も油が付いているのが分かります。
分かりにくいかもですが、油がついていてベトベトです。
くっついて落ちない豆も(笑)
そういう豆もあるんだなぁと思っていただければ大丈夫です。
繰り返しになりますが飲んでいただいて大丈夫です。
コーヒー豆に含まれる脂肪分によるものです。